大切に住み継がれた古民家を大改修。お施主様のこだわりポイントは、希少性の高い伝統美の意匠性を残すこと。
経年変化を経てもなお圧倒的な存在感を持つ梁や柱と、お施主様の持つ美的感覚が混じりあい、機能性の増した印象的な居住空間へと蘇りました。
大切に住み継がれた古民家を大改修。お施主様のこだわりポイントは、希少性の高い伝統美の意匠性を残すこと。
経年変化を経てもなお圧倒的な存在感を持つ梁や柱と、お施主様の持つ美的感覚が混じりあい、機能性の増した印象的な居住空間へと蘇りました。
施工年 | 2023年 |
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デザインコンセプト | 意匠性と伝統美を活かす |
備考 | ・屋根葺替え/断熱 ・蔵 ・樋取替え ・漆喰壁左官仕上げ ・1階 廊下/和室/応接間/収納倉庫/書斎/トイレ ・階段 ・2階内壁断熱改修/漆喰仕上げ 等 |
Before:柱と柱の間に入れて、梁や桁を支える間柱。勾配天井が低く、湿気によりクロスは剥がれ、暑く寒い為、2階は物置としていました
After:長い間家を支えてきた間柱や、焼杉の梁はいずれも希少性が高く、自然物の価値を感じさせます。
手作業で木材の表面を削り、高く上げた勾配天井の主役としてあらわしました。
雄々しい梁と、杉の羽目板を施した天井は、ヴィンテージの家具とも調和します。
内壁はじゅらく壁を撤去し、断熱材を敷設し漆喰左官仕上げに。内窓のついた明るい2階で、焼杉の丸太梁とのあたらしい暮らしが始まります。
Before:薄暗く急角度な2階への階段は、上り下りも億劫に。
After:左官仕上げの純白の漆喰壁が、2階の窓から差し込む光を階下まで届けます。
Before:薄暗く寒い廊下の奥には湿式トイレが2室あり、基礎の腐敗が進んでいました
After:左右の居室の建具は襖から総入れ替え。
無垢のフロアは意匠性に通じるダークブラウンながら、壁と天井の漆喰塗りが1室にまとめたトイレまでの廊下を明るく演出。
Before:縁側の光が奥の和室まで届かず、暗く狭く寒い和室の続き間でした
和室続き間After:数々のコレクションの本が並ぶ書斎へ変わり、奥様の1番のお気に入り空間に。無垢のフロアは、スプーンで押し当てたような彫りがユニークな足触り。ホッとくつろぐ居室へ様変わりしました。
和室続き間After:奥の和室は、ご主人様の寝室。続き間と間仕切りの2役を果たす縦格子の引き戸が漆喰壁を引き立て、上品な空間へ。
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