■漆喰の特徴
吸湿、放湿に優れている事と、空気を浄化する効果でカビの発生を抑制します。最大の特長は、消石灰に麻スサやのり(ぎんなん草)などを混ぜた100%自然な材料で出来ていることから、「人に優しい」素材なのです。
そんな自然素材100%の漆喰は、塗ってから徐々に乾燥していき自身で石になっていきます。ちょっとした汚れは削れば白くなり、角が欠けたりした場合でも欠けた漆喰を粉状にして水を含ませて塗れば元通りになります。とてもエコな素材でもあるのです。
漆喰と似た素材に珪藻土があります。珪藻土は、サンゴの死骸が堆積してできたものが主原料となっています。珪藻土そのものは自然素材ですが注意が必要なのは、他の成分です。漆喰とは違いそれ自身で固まる性質がないので、必ずつなぎとなるものが必要になります。そのつなぎの役割を果たすものが化学物質でできているものであれば、せっかくの珪藻土がその特徴を生かせなくなります。
自然素材には様々な素材があることと、商品としてみた場合はその成分にも気を配ってください。
(漆喰でも色々あるので、ご注意くださいね。)