古民家改修の様子 | スタッフブログ 家づくり

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古民家改修の様子

家づくりのこと
外観

東大阪の古民家にお住まいのお客様のご要望で、改修を終えました。

とても大きな敷地で、立派な蔵のある邸宅。

 

大改修(リノベーション)することで、受け継いだ住まいを継承することが可能です。

 

改修箇所は、

・屋根瓦の葺き替え+断熱改修

・2階の壁にも断熱を入れ勾配天井改修

・蔵

・樋(とい、とゆ)

・1階応接間・書斎・トイレ・廊下内装や建具・主寝室

 

 

改修工事開始後に改修の必至となった箇所もありました。

 

リノベーションをする事で、大切な我が家を守り続けたいお客様はたくさんいらっしゃいます。

 

 


 

とゆ

まずは、外部。

 

家紋の入った銅板の樋は、経年劣化により割れていました。

銅は、近年の環境破壊による酸性雨の影響で、溶けが進みます。

 

お客様の外観に対するご意向は〚意匠性を変えない〛こと。

 

 

 

樋

そこで、銅+ステンレスのハイブリッドの樋に変えました。

家紋の部材は引き続き使うことで、とても勇ましい樋となりました。

 

古民家改修の様子

屋根瓦の葺き替えに関しては、どうしても普段目につかない高さのため、一見何事もない様です。

 

しかし、瓦を張り付けていた漆喰は経年による痩せ・剥がれが生じて危険な状態でもありました。

 

さらに、住宅密集地では近隣への台風被害の恐れが何より不安なもの。

瓦付近の銅板部分は、樋と同じく、錆である緑青が全体的に広がっていました。

屋根ルーガ

 

 

お施主様の譲れないポイント〚意匠性を変えない〛。

この思いに最適な屋根を。

重厚感ある美しい曲線の佇まいと、自然災害への耐久性を重視した屋根材に決まりました。

 

高棟(たかむね)が、屋根の各部位にさらなるグレード感を創出しています。

 

 

 

ぜひお客様のご意向、譲れないこだわりを私たちにお話しください。

古民家改修のご参考になれば幸いですblush

 

 

 

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