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今日は『電気』についてのお話。
私たちの生活には欠かせない電気。『電気のない生活』(世界中で電気が使えない!)を想像してみてください。照明は火にかわり、洗濯は手洗い、テレビも電話(デジタル光回線)も、スマホも使えません。冷蔵庫が使えないのはかなりつらいです。はやく冷蔵庫のものを調理しなければ!と思っても、ガスなら調理できる機器もありますが、IHなら使えません。通勤も電車は動きません。(汽車は動くかもしれません。)自動車やバイクは運転できても、信号は機能していません。会社に行っても電話もFAXもパソコンも使えません。デジタルデータと呼ばれるものはほとんどが使えません。
ひと昔前はどうでしょうか。家の中での生活で考えてみれば、照明と冷蔵庫、洗濯機さえ機能すればなんとか生活できそうですね。(テレビは娯楽としてどちらでも。。。)電話は仕組みをよく知りませんが、アナログならなぜか使えてましたよね?
というように、電気がなくては日々の生活が成り立ちません。それだけ私たちは電気に支えられています。震災でそのようなつらい経験をされた方も少なくないと思います。震災はいつ起きてもおかしくないし、電気もいつまであるかわかりません。日頃から「もし〇〇がなかったら・・・」のようなことは意識して考えてみることも大切かもしれませんね。
文明の利器を活用する手はありませんが、必要以上に使うことには私は抵抗があります。限りある資源を使わなくてもできることはたくさんあると思います。例えば、冷暖房。寒くなったら暖房をつける。暑かったら冷房をつける。とすぐに空調のスイッチを入れる前に、「風通しをよくしてみる。」「服を一枚着てみる。」など電気やガスを使わなくてもよい方法を考え試してみてください。そういう意識付けが大切だと思います。
家づくりも同じです。何も考えなくても業者さんに任せれば家は建ちます。新築の住宅でも立地条件がピッタリな分譲地で建売ならお金さえ出せばすぐに手に入ります。それはそれで一つの選択肢として有効ですが、選択する前に大きく深呼吸してみてください。そして、想像してみてください。
生活環境について。
子供の成長について。
ご家族の健康について。
10年後・20年後の生活について。
老後の生活について。
そして、気になることが出てきたら、それを解決するために家をどのように建てたらよいのかを考えてみてください。もちろん、限られた予算の中で優先順位をつけて考えなければいけません。情報が溢れている今、わからないことがあればネットで調べれば大抵のことは出てきます。ただ、フェイクなものもあります。自分で見極める力が必要になってきます。
自分では見極められないときは、専門家に聞くのが一番の近道です。パソコンやスマホの画面ばかりをみていて解決できないことが、専門家に聞くことであっさりと解決できる場合もあります。ただし一度はちゃんと自分の頭で考えてみてくださいね。
脳みそをもっと使ってあげないと、人間が本来持っている能力が衰えてしまいますよ(笑)
今回はここまで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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