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日本では意外にも断熱の歴史は浅いってご存知でしょうか。

断熱材が普及しだしたのは戦後のことです。

戦後でも当時の住宅は無断熱の家がほとんどでした。

私たちも新築のお仕事をいただいたとき、古い家を解体する際に無断熱の家はよく見かけました。それでも当時の建築基準法はしっかりとクリアして建てられていました。

省エネの意識が高まり、「冷暖房を効率よく使わないともったいない。」みたいな感じで断熱材が普及してきました。それでも海外と比べると、断熱や気密に対する日本人の認識はまだまだ低いと思います。ヒートショックに代表される家庭内事故の原因は、実は住宅の断熱性能の低さにあると言われています。家の中にいるにもかかわらず、部屋と廊下、脱衣室と浴室などの温度差が激しいのはどうかと思います。私は以前、ログハウスの仕事をしている時に1月に仕事でフィンライドに行ったことがあります。そのときにログハウス会社の社長の家に招かれたのですが、その家の中の温かさに驚いたことを思い出します。

昔の日本は「暖を取る」と言われたように冬は囲炉裏を囲んで自ら温かい場所に集まっていました。今は昔と違い、断熱材の性能が上がっていますし、しっかりと施工すれば家の中はどこにいてもある程度の温度が保てるはずです。私もそうですが、「我慢する」という性格?日本人の性格?が弊害になっているのかもしれません。今は昔と違って、「我慢する家」に住まなくていいのです。

但し、「断熱材を厚くしたらいい。」「気密性を高くすればいい。」だけを考えてしまうと、その副作用が出てきてしまいます。一つはシックハウスなどの人に与える影響。そしてもう一つは群れ腐れなど内部結露による建物への影響です。

 

人に与える影響としては、室内の気密性を高くすることで新建材や新しい家具などから出る揮発性化学物質が抜けていく場所がなくなり、シックハウス症候群に代表される病気の原因となります。また、湿度をしっかりと管理しておかないとカビも発生します。これも副鼻腔炎などの病気の原因となります。家の中に限っていえば、温度・湿度そして換気さえしっかりと管理すれば、気密性が高くてもなんの問題(人への影響)もありません。

やっかいなのは壁の中です。室内からは見えないので内部結露が発生し、家の大切な躯体(土台・柱・梁など)の蒸れ腐れが発生することです。例えば、耐震等級3でしっかりと建てたとしても蒸れ腐れで躯体が腐ってしまえば、新築当初の耐震等級3ではなくなってしまいます。一つの例ですが、北海道で築3年で蒸れ腐れが発生して床が抜けてしまったということもあります。室内の温度・湿度・換気は住む側が管理することができますが、内部結露については、住む側がどれだけ注意してもしきれない部分があります。

 

なので、高気密・高断熱の家を建てるときには、内部の通気または気密についてしっかりと理解して建てましょう。よくわからないときは、業者に聞いて納得してから建てましょう。納得して建てるということは、ご家族の健康を考え、毎日を安全安心で快適に暮らすことに直結します。

 

今回はここまで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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