先週から大工さんが作業場で古材の梁を削っています。
これらの古材は築約50年の旧家の建替えで只今工事中の新築のお家に使われる梁です。解体してすべて廃材として扱うのではなく、使えそうな立派な柱や梁が使おうということです。今回のお施主様のお家は、梁を再利用することになりました。昔はそうやって新築の家も建てていましたが、最近は完全に新しい木材を使って建てられることが多いですね。
木は木材として使いだしてから年を追うごとに強度を増していきます。樹種にもよりますが、約100年~200年で最高の強度に達すると言われています。そう考えると20年~30年で建て替えるためにすべての木材を廃材にしてしまうのはもったいないと思いませんか?
これらの立派な古材の梁が新しく生まれ変わるのが、とても楽しみです。
古民家再生や旧家再生を考えるとき、耐震性・断熱性をしっかりと考慮したスケルトンリノベーションという選択や、柱や梁を一部再利用しての新築という選択があります。私たちは現場調査をする際に、お客様からのご要望をもとに、どちらを選択するのがベストかを見極めてアドバイスさせていただきます。
今回はここまで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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