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室内空気の質を上げるには

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室内空気の質を上げる

前回のブログで紹介(『暮らし方の工夫』今と昔。)しましたように室内空気環境を最適に保つためには、換気(通気)と温度と湿度がポイントと言いました。今日は、もう少し具体的なお話です。

 

どんな家に住んでいてもこの3つのポイントをしっかりとふまえた生活をしていると人はリラックスできて「自分の住まい」を感じることができるでしょう。もしかしたら、無意識のうちにそう感じるかもしれません。

室内空気の質を上げる

まずは温度から。あくまでも一般的なデータですので個人差はありますが、夏は27℃、冬は20℃が最適とされています。

 

夏の「27℃」。暑いのでは!?って思った方もいるのではないでしょうか。それでは同じ27℃でも湿度が80%と40%ではどちらが暑いですか?いや、暑く感じますか?

 

そうです。湿度が高いほど温かく感じ、低いほど寒く感じます。なので、湿度管理をしっかりとすれば27℃でも暑く感じることはありません。逆に、冷房の設定温度を下げすぎると健康にはよくありません。健康的に温度に設定してください。

 

冬の「20℃」。これは数字をみただけで温かいですね!廊下も含めて常に家の中が20℃あれば、廊下に出たときに「さむっ!!」ってならないでしょうね。EUでは、健康な温度は21℃、健康リスクが表れる温度は19℃、深刻なリスク(呼吸器疾患、心疾患など)が表れる温度は16℃、高齢者に邸体温症が表れる温度は10℃と定められています。日本の家では平均的に16℃が目安とされているそうです。夏と反対で、同じ温度でも冬は若干湿度を上げたほうが温かく感じます。

室内空気の質を上げる

次に湿度です。最適とされている目安は40~60%です。湿度の変化は人の体感温度だけでなく、様々なところに影響してきます。

 

湿度が低すぎるとインフルエンザウィルスに感染するリスクが高くなります。(予防には相対湿度40%以上の環境がよいとされています。)反対に高すぎるとダニやカビが好む環境となり健康被害にリスクが高くなります。

 

最近のエアコンはリモコンに温度と湿度の表示がされているものが多くあります。温度と湿度をチェックする癖をつけてみてはいかがでしょうか。

室内空気の質を上げるには

最後に大切なポイントである換気(通気)です。

 

温度と湿度の管理がしっかりできても換気(通気)ができなければ元も子もありません。お部屋の空気には生活臭(人、食べ物、ペットなど)や揮発性化学物質、埃などあまり宜しくないものがあります。生活臭はまだ我慢?できても、揮発性化学物質や埃は健康障害を引き起こす可能性があります。それでは現代の高気密化や高断熱化が進んだ住宅でどのようにすれば、換気(通気)できるでしょう。

 

まずは皆さんよくご存知の24時間換気です。国が2時間に一回お部屋の空気がすべて入れかわる性能をもつ換気扇を居室に設置するように義務付けています。まぁ確かに換気という点では有効です。ただせっかく温めた空気や冷やした空気をみすみす外に流すのはどうかと思います。(お金さえかければ熱を逃がさずに換気する方法もありますが。)それに換気扇をまわすには電気が必要ですし、換気扇の音が気になることもあります。一応スイッチがついているので、常にONしている家は少ないと聞きます。そう考えるとあまり有効ではありませんね。

室内空気の質を上げる

換気(通気)について言うと、通気断熱WB工法は有効だと思います。電気を使わずに太陽光による屋根の焼けこみを利用した上昇気流で壁内に空気の流れを作ってその流れに乗せて透過する壁(漆喰や透湿クロス)を通って、臭いや化学物質を湿気と一緒に外に出してくれます。その換気性能は24時間換気に匹敵するくらいなので、24時間換気の換気扇は不要です。漆喰や無垢板などの自然素材の持つ性能と温度と湿度の管理さえすれば、このWB工法で換気(通気)対策はほぼOKです。

 

あとは埃ですね。これは24時間換気でもWB工法でも限界があります。なぜか床に埃がたまりますよね。私の家も空気清浄機を玄関とリビングに置いていますが、それでも埃はたまります。埃対策は日頃の生活の工夫で多少は改善できるでしょう。

 

洗濯物はリビングでたたまない。

家に入る前に衣類をはたく。

棚に物を置きすぎない。

静電気を発生しにくくする。

断捨離をする。

掃除する。

 

など色々ありますが、私の場合、なかなか実行できていないのが現状です。特に洗濯物はほぼ毎日リビングでたたんでいますし。。。

静電気の話でいうと、衣類は素材やデザインにもよるので難しいですが、通常のビニールクロスよりは漆喰の壁のほうが静電気を発生しません。ビニールクロスは家具の裏や天井付近にうっすらと埃が吸着しますが、漆喰の壁や天井ならば静電気による埃は付きません。

 

このような感じで健康に暮らせる家を目指しましょう。温度と湿度と換気(通気)の管理と、あとは生活の工夫でしょうか。また、生活の工夫でできるものは良いのですが、家の造り方で対策できるものは是非とも取り入れたいものです。今から家づくりを考えられている方は、10年、20年、30年後の生活も想像しながら家族の健康を考えた家づくりをしてください。

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