シックハウスについて | スタッフブログ　建築まめ知識

こんにちは。

今日はシックハウスについてお話します。

 

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シックハウスという言葉。

 

正式にはシックハウス症候群（以下、「シックハウス」）と呼ばれています。

家（ハウス）が病気（シック）になって性能が低下するということではありません。

 

家に住むことによって人が病気になることを指します。

その発症原因の半数以上が、室内空気汚染と言われています。

 

室内空気汚染による健康影響は、

「シックビル症候群」「シックハウス症候群」とも呼ばれています。

 

自宅や職場、学校などの新築、改修、改装で使われる

建材、塗料、接着剤から放散されるホルムアルデヒドや

揮発性有機化合物（VOC）などが、室内空気を汚染します。

 

そのような揮発性有機化合物（以下、「化学物質」）は建築物自体だけでなく、

室内で使われる家具、殺虫剤、防虫剤や、喫煙などにも含まれ、

室内汚染を引き起こします。

 

服や洗濯洗剤や台所洗剤にも含まれるものもあります。

 

 

シックハウスが発症する人、しない人との差は、

化学物質を体の中に貯めておける許容量にあります。

（コップを想像してください。）

 

 

 

個人差があるので、そのコップの大きさは様々です。

 

そのコップから化学物質が溢れたときにシックハウスが発症。

 

コップから溢れた化学物質はその下で受けているお椀に溜まっていきます。

 

そのお椀からも溢れると、

今度はもっと恐ろしい化学物質過敏症を発症することになります。

 

一般的には、太っている人よりも痩せている人、

ご主人よりも奥様が発症しやすいと言われています。

発症すると、目がチカチカしたり、頭が痛くなったり、

気分が悪くなったり…症状がひどくなり化学物質過敏症になると

もっと様々な箇所に多様な症状が出てきます。