『オリジナル建具のある漆喰(しっくい)と無垢板の家』茨木市 T邸
住みはじめて4年半になるT様の住まいを訪れました。あいにくの雨でしたが、玄関を入るとT様ご家族が気持ちよく挨拶をしてくださいました。中へ入り、息子さんの案内で住まいを拝見させていただきました。
T様は小林工務店をホームページで知っていただき、「木にこだわっているんだなぁ。」と思い、私たちに建替えを依頼していただきました。
T様は70代の姉と60代の弟で暮らす二世帯の住まいとのことで、息子さんに参加いただきT様のご要望を聞きました。プランの打合せが進んでいきましたが、プランが決まるまでは、夜中でも営業の松澤と息子さんがメールでやり取りをしていたとか。
住みはじめて4年半になるT様の住まいを訪れました。あいにくの雨でしたが、玄関を入るとT様ご家族が気持ちよく挨拶をしてくださいました。中へ入り、息子さんの案内で住まいを拝見させていただきました。
T様は小林工務店をホームページで知っていただき、「木にこだわっているんだなぁ。」と思い、私たちに建替えを依頼していただきました。
T様は70代の姉と60代の弟で暮らす二世帯の住まいとのことで、息子さんに参加いただきT様のご要望を聞きました。プランの打合せが進んでいきましたが、プランが決まるまでは、夜中でも営業の松澤と息子さんがメールでやり取りをしていたとか。
そして、以下のような点を考慮したプランが出来上がりました。
◆1階は弟さん、2階はお姉さんの2世帯暮らし。
◆年齢を考慮し、トイレの位置を重視しました。
◆T様がリュウマチのため、そして、限られた敷地に有効に間取りを取りたいとの要望から、出来るだけ引き戸を多用し、軽く開閉ができるようにしました。設計担当もこの点を重視して、使い勝手と見た目を両立させたオリジナルデザインの建具を造りました。
◆当時はスイッチといえば、小さなタイプがほとんどでしたが、大きなスイッチを採用しました。
◆当時としては珍しかった基礎パッキンを使った床下換気工法を取り入れました。
◆LDKに畳コーナーを造り、掘りごたつを設けました。
T様に「住みはじめてどうですか?」と聞いてみました。
「快適ですよ。ありがとうございます。リフォームしようかどうしようか迷いましたが、建替えて本当に良かったと思っています。リフォームだと不満・不安などが出るたびに迷い、悩んだりしないといけないんですけど、建替えだとそれが一変に解消しましたから。(笑)」
「大工さんも頑張ってくれましたよ。きれいに仕上げてくれました。」と答えていただきました。
そして、当時の棟梁に話を聞きました。
「T様のお家に行って来ましたよ。きれいにそして、快適に住まわれていましたよ。」と言うと、
「懐かしいなぁ。当時は建てるのに苦労しましたよ。でも、そう聞くと嬉しいなぁ。そうそう、当時の図面、今でも持ってますよ!」
と嬉しそうに答えてくれました。当時は、まだ真壁の経験がまだ少ない棟梁でしたが、悩みながらもよくやってくれました。1階には大工さん手づくりのベッドもあるんですよ。
<オリジナルデザインの建具>
引き戸・開き戸共通のデザインです。開き戸には取手が付いていますが、引き戸には取手がありません。取手が付く側に縦に細長くスリットを入れて、そこにピンクと黄色のアクリルパネルをはめています。
このスリット自体が取手になるのです。そして、縦に長くスリットを取っているので、子供から大人まで背が高い低いに関係なく開閉ができる引き戸です。使い勝手とデザインを両立させた自慢の建具なんです。
「夜になるとね、建具を閉めたときに隣りの部屋からピンクと黄色のパネルが淡く光るんです。きれいですよ。」とお話をしていただきました。
少し質問を変えてT様に、「住みはじめて、気付いた点などありますでしょうか。」と聞いてみました。
「掘りごたつはちょっと失敗だったかなぁ。座ったり、立ち上がったりの動作がしんどい。」とのことでした。
今から考えれば、畳コーナー自体をフローリングと同じ高さにせずに、30cm~40cmくらい上げて掘りごたつをつければ、【畳に座ってクルッと回転して掘りごたつに足を入れて。】という動作で楽かもしれませんね。と少し苦笑いしながらお話しました。
この広々としたロフトはゲストルームとして使います。普段はこの写真のように卓球台があります。T様に聞くと、お孫さんと卓球をされるとのことです。営業の松澤も、「私もT様とここで卓球したことあるんやで!」と声を大にして言いました。
写真奥に見える引き違い戸の向こうがちょうどリビングの畳コーナー上部の吹抜けになります。この引き違い戸もロフト入り口の開き戸も、もちろんオリジナルデザイン建具です。
小屋組みを見せた勾配天井の吹き抜けです。
真壁で壁は漆喰、天井は無垢板仕上げです。私がロフトから眺めた時にふと気がついたことがありました。「ホコリ」です。大壁で壁・天井がビニールクロス仕上げですと4、5年も経てば、静電気で壁や天井にホコリが付くものなのですが、全くと言っていいほどホコリがありませんでした。T様に、「ホコリがほとんど見当たらないのですが、吹き抜けの天井や壁も掃除しているのですか?」と聞くと、「いいえ、まったくしていません。(笑)」と答えてくれました。
素材自体が静電気を発生しない木と漆喰のチカラなのでしょうか?少し驚きました。驚いたと言えば、はじめに私は書きませんでしたが、玄関に入った瞬間に思ったことがありました。
一つは、雨の日にも関わらずジメジメしていなかったこと。そしてもう一つは、4年半経っているのに生活臭がないこと。
この2つのことに私は驚かされました。そして、取材をしていくうちにはじめにT様がお答えになった「快適ですよ。」の意味がわかってきたのです。
真壁の仕様、そして漆喰と無垢材の仕上げ。4年半経ったとは思えないほどの仕上がりのきれいさを実感しました。また、真壁のメリットとしては、無垢の柱が見えることはもちろんですが、それだけではなく、柱によって見切られる漆喰の壁の伸縮が少ないこと。いまだ、漆喰壁はひび割れなどが発生したり、補修したりしたことはありませんとのことでした。おそらく大壁ですと、このようにはいかないと思います。
T様のお家を拝見して恥ずかしながら改めて、漆喰と無垢材の良さを体で感じました。T様、本当にありがとうございました。


小林工務店は「全国安心工務店」に掲載されております。

